2012/12/01

妊娠中のつわり

つわりとは? 主な症状は?

妊娠初期の不快な症状を総称して「つわり」といいます。

具体的には、むかつきや吐き気、嘔吐、唾液の多さなどの症状をいい、

においに敏感になったり、食べ物の嗜好が変わったりします。

 

妊婦さんの10人中8人までが、つわりを経験するといわれています。

つわりは漢字で「悪阻(おそ)」と書きます。つわりには、おなかが空くと

吐き気が起こるために、常に何かを食べたくなる「食べづわり」などがあります。

 

なお、つわりとは別に、妊娠初期によく見られる症状を「マイナー・トラブル」といい、

頭痛、発熱、眠気、からだのだるさがこれに当たります。

 

つわりの原因は?

 

つわりの原因については、まだ解明されていませんが、一番大きな原因は、

ホルモンの変化によるものと考えられています。

 

○hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)ホルモンによるもの
妊娠するとhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)ホルモンの分泌が急激に増え、
それが脳の嘔吐中枢を刺激するために吐き気が起こるといわれています。

○黄体ホルモン(プロゲステロン)によるもの
妊娠すると、女性ホルモンのひとつである黄体ホルモン(プロゲステロン)の
分泌が活発になるために、消化管のぜん動運動が妨げられて、胃腸の機能
が低下して便秘になったり、肌荒れになるといわれています。

○その他、精神的ストレスによるもの
つわりは本人の性格や周りの環境なども影響するといわれています。ママに
なることへの不安や、おなかの赤ちゃんへの不安、家庭環境への不安など、
精神的なストレスからくるつわりもあるようです。

 

 

つわりがひどい時は「妊娠悪阻(にんしんおそ)」の疑いも

妊娠中に激しい吐き気や嘔吐をもよおし、体重が5%以上減少する時は、
「妊娠悪阻(にんしんおそ)」といって、入院を必要とすることがあります。

妊娠中のつわりは当然のことと我慢し過ぎないで、すぐに産婦人科を受診しましょう。

 

 

つわりの期間・ピークは?

一般に、つわりは妊娠4〜7週(妊娠2〜3ヶ月)ごろに始まり、
妊娠12〜16週(妊娠4〜5ヶ月)ごろに終わるといわれており、
つわりのピークは妊娠8週〜11週とされています。

しかし、これはあくまでも目安で、つわりは個人差が激しいために、
妊娠期間中ずっとつわりのような悪心嘔吐が続く人もいれば、まったく
つわりを感じない人もいます。


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